令和6年10月10日
私がこよなく愛するマネーフォワード会計&マネーフォワード確定申告。
多くのクラウド会計システムを試してきましたが、圧倒的に使い勝手がよい優れたソフト。
ちょっと給与が微妙だったり、仕訳訂正が微妙だったり、帳簿の確定処理が微妙だったり、e-taxとの連携が微妙だったり、
マイナス面もありますが、総合するととてもよいクラウド会計ソフトだと思っています。
ところが、先日マネーフォワードの料金について、衝撃の記事がアップされていました。
https://biz.moneyforward.com/support/plan/news/20241010.html
頻繁に値上げがされた結果、今はスモールビジネス3,980円/月、ビジネス5,980円/月になってしまいましたが、
これからスモールビジネス5,980円/月、ビジネス7,980円/月と大幅値上げになるようです。
新しくひとり法人プランができて、従来のスモールビジネスとほぼ同額ですが、
ひとり法人は仕訳本数が年間500件。月40件少々は、ちょっと無理だと思います。
そしてスモールビジネスも、従業員(役員含む)3名を超えると使用不能。
他に消費税の集計機能が中途半端、補助元帳の一括印刷ができない等、致命的な制限があり
実質はビジネスプランでないと使い物になりません。
ビジネスプランにしても、給与も1か月あたり6人以上の計算をすると従量課金で、
実質は給与300円、年末調整100円、社会保険100円、マイナンバー100円の計600円が追加。
昔のマネーフォワード会計は、料金が安く、動きも早く、
銀行データの他にAmazon等のデータ取り込みの対応が早く、素晴らしいソフトだったのですが、
さすがにこの値段だと、微妙・・・
今年、いくつかの他社のソフトも大幅値上げになりました。こちらも相当ショックな値段のところがありました。
一度使い始めたら、途中でソフトを変えるのはとても大変です。
一度決めたソフトの料金体系は、少なくとも5年間位は同じにしてほしいと強く思います。
税理士・社会保険労務士 岩田 圭史