先日、北海道税理士会主催の
「個別指導方式による記帳指導」の従事者説明会に出席しました。
税務署が主催する記帳指導
税務署では青色申告を始めたばかりの方に対して、
「会計ソフト方式」・・・指導会場において会計ソフトを用いて記帳の仕方等について説明します。パソコンは会場に準備しています。
※ 使用する会計ソフトの種類は、記帳指導の受託者である事業者により異なります。
「説明会方式」・・・指導会場において記帳の仕方等について一般的な資料に基づき説明します。
「個別指導方式」・・・記帳指導を実施する方の自宅又は事業所等において、記帳指導を受けられる方が備え付けている帳簿等に基づき指導します。
と、いくつかの方式で、記帳指導をしています。
税理士会では、税務署の依頼に応じて税理士による「個別指導方式」による記帳指導を実施しているのですが、今年も担当者として応募したためこの説明会に参加したのです。
個別指導方式による記帳指導
個別指導方式による記帳指導では、記帳の仕方の指導から決算の方法、e-Tax(国税電子申告・納税システム)による申告まで、複数回(4~5回程度)の記帳指導が行われます。
記帳指導を希望される方は、最寄りの税務署(所得税担当)に連絡するのですが、例年希望者が多く、ご希望に添えない地域もあるそうです。
この個別指導方式は、どこかの会場でぱぱっ!と申告書を作るのではなく、
希望者の指定する場所(例えば自宅や店舗)で実際に使用しているソフトや帳簿を使って、4回にわたり税理士が申告まで指導してくれるという特色があります。
青色申告をしたいけれど、やり方がわからなくて不安な方は
この記帳指導を利用してみませんか?もちろん無料です。