日本信用情報機構(JICC)に信用情報開示してみた
今度は、株式会社日本信用情報機構(JICC)の信用情報を確認してみました。
JICCの信用情報開示は
①スマートフォン(アプリ)による開示
②郵送による開示
③窓口(東京・大阪のみ)
と3種類あります。
今回は、①スマートフォン(アプリ)でチャレンジです。
スマホでJICCのサイトをひらくと
アプリをダウンロードする画面が開きます。
私のスマホはiphoneなので、AppStoreを経由してアプリをインストール。
必要事項を入力するだけで開示請求が終わります。
簡単でとてもよいのですが、おそらく1回しか使わないのに、
アプリインストールまで求められるのはちょっと微妙です。
あとは指示に応じて、どんどん進むだけです。
手数料は1000円。なお窓口だと500円になります。
申込をして報告書が届くまで、1週間から10日かかるそうです。
JICC「信用情報記録開示書」
JICCに加盟している会員は
消費者金融会社、流通系・銀行系・メーカー系クレジット会社、信販会社、金融機関、保証会社、リース会社など
一覧はホームページに掲載されています
JICCが保有している情報は
本人を特定するための情報
契約内容に関する情報
返済状況に関する情報
取引事実に関する情報
申込に関する情報
電話帳に記載された情報
本人申告コメント情報
日本貸金業協会情報
などです。
JICCの信用情報記録開示書は3つに分かれています。
・ファイルD(貸金業者からの借入情報等・キャッシング契約)
・ファイルM(クレジットや金融機関等の契約)
・照会記録開示書(加盟会員がお客様の情報を照会した記録)
無事に届きました!
待つこと数日・・・
無事に届きました!
これはファイルD
登録がない場合は、その旨記載されるようです。
続いてファイルM
クレジットカード情報と、ここでも携帯電話の割賦情報。
携帯電話要注意です。
最後に照会記録開示書
携帯の機種変更をしたので、その旨記載されています。
またここでも住宅ローン借換についても。
輝かしい記録だ(笑)
JICCも信用情報記録開示書の見方のパンフレットが添付されていました。
信用情報のまとめ
CIC (クレジットカード、信販系)
全銀協(銀行系)
JICC (消費者金融系)
と3種の信用情報を取得してみました。
自分はどこにも記載されていない!と思っていても
クレジットカードや携帯電話を取得している場合には、
必ずどこかに信用情報が掲載されているはずです。
手続上のミスで、誤った信用情報が掲載されている可能性もありますし、
引落不能、期日遅れ、審査情報等の情報が記載されているかもしれません。
借入融資の申し込みをする際に、信用情報が全てを決めるものではありません。
しかし、公庫や金融機関が見たときに、好ましい形にしておくに越したとはありません。
融資を受ける際には、このような制度があることを
頭の片隅においていただければと思います。
税理士・社会保険労務士 岩田 圭史